愛知県鉄構工業協同組合「50年のあゆみ」
22/78

50th Anniversary愛知県鉄構工業協同組合50周年記念ー 20 ーこれはQRコードを活用しています。そのほか、監視カメラ導入による安全性の確保にも努めています。また、教育部門として新入社員はもちろんのこと、外部コンサルを活用して、管理者教育に力を入れています。女性の活躍も必要で、彼女達が働きやすいようにパウダールームの設置も行っています。当社は来年70周年を迎えるにあたり、設備よりも人の視点でさまざまな対策を講じていきます。司会 やはり、業界としての課題は人材確保・育成に尽きるということですね。組合内における人材の課題はどうですか?西井 正直、この10年は大変な状況下にありました。コロナ禍の3年もありましたが、何と言っても、深谷さん、石原さんのご逝去、そして四反田さんの退職と目まぐるしく事務局員体制が変化していく中で、新しく舟橋さん、平井さん、諸井さんの3人を迎えられたことに内心、ホッとしているところです。私も事務局歴が長い中で、事務局長の拝命を受けて、改めて組合業務に対する理解が不足していた部分もありましたし、そうした意味もあって、今後は今いる人材の中で最新情報を共有し、データ化して、皆で理解できるように努めたいと思っています。高山 弊社も人材確保には苦慮しています。採用できた人に、いかに残ってもらえるか、その対策に苦心しているのが現状です。まずは社員一人ひとりの気持ちを考え、可能な限りそれぞれに合った対応をしていく。コミュニケーションをとることによって、継続して働いてもらえるように対応していくしかないと思っています。大島 やはり人材不足です。採用活動をするために私の通っていた高校の担任を頼って伺いましたが、今は生徒の大半が大学へ進学すると言われてしまいました。私がいた頃は、就職率80%以上だったのですが、今後も高卒採用は減少傾向を辿ると思います。当社は数年前から、外国人(ベトナム)の採用に力を入れ、現在では帰国した彼らが図面専門の会社を作り、そこへ外注したりしています。また、工場従業員としても実習生等を入れる予定です。賃金は、しっかりと日本人と同等にしています。橋本 働き方改革の推進が必須で、まず土日をどうするか。私は今、愛知の青年部会長を務め、中部ブロックの会合でもよくこの話題が挙がるのですが、その中で、年間休日がまだ90日以下の企業も多くありました。私の会社では、社員が辞めない会社づくりをするために、就業規則の改訂に着手しています。ただ、土曜日の休みを増やしても、それが新規採用にどう通用していくのか、不安が残ります。鈴木 会社の形成として、経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報の4つを基本としています。この中で、人材確保ですが、採用は難しいのが現実です。その補完として、設備増強も考えますが、補助金がなければ手が出せない。地域産業も衰退し、仕事の増加は見込めず、発注者も高齢化で、相当の危機感を感じています。鉄骨業だけで生計が立てていけるのか、今後は鉄骨業以外にも注力したいと思います。●今後の業界と組合の在り方司会 ありがとうございます。皆さんの意見をお聞きしますと、やはり人材確保が一番深刻な問題のようですね。取り組みは各社それぞれで、会社祝辞特集/座談会歩み名簿協賛広告資料

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る